日曜日に、彰(ショー)ちゃんのところへ行ってきました。
彰ちゃんのことは、
こちらから、専業主夫になった理由>>>
この8年間、ほぼ毎月、月命日には、
目黒にある彰ちゃんのお墓まで、会いに行っていますが、
今回は、彰ちゃんが入院中、担当をしてくれていた看護師さんから、
「今月、彰ちゃんのお墓参りに行くときに、一緒に連れて行ってほしい。」
という連絡が入り、大崎駅で、待ち合わせをして、一緒に行くことにしました。
実は、この看護師さん、
当時、看護師になりたてで、彰ちゃんのプライマリーナーシングが、
初めてだったのです。
プライマリーナーシング とは、一人のナースが患者さんが
入院してから退院するまでの全期間を受け持ち、
看護計画・ケアの実施・評価を行う看護方式のことをいいます。
まぁ、ヤンチャで、ガキ大将気質の彰ちゃんは、相当、看護師さんを
悩ませたと思います。
なにせ、
新人の看護師さんが担当している患者が、
こんなことばかり言ってくるのですから。。。
専業主夫になった理由と現実6 ~その6【ショーちゃん水道】>>>
その看護師さんも、彰ちゃんの他界後、子供の頃からの夢だった
看護師の仕事を辞め、今では、専業主婦として、二人の子育てに
励んでおります。
まだ、20代前半から、与えられた職場は、何十人もの幼い子供たちが、
毎晩、家族とも、離ればなれになりながら、
苦しくてつらい病気と闘っている環境は、本当に、別世界だったでしょう。
ジジも、彰ちゃんへの骨髄移植のため、廊下をまたいだ隣りの病棟に
入院して、時間があると、夜間でも、激痛の腰を抑えながら、小児病棟に、
顔を出していたのですが、
一晩中、どこかの部屋から、泣き声と「ママー。」という声が、
聞こえていました。
あれから、8年。
そんな、子供たちの思いを心底から知っている元看護師さんは、
知識と教養を持ちながらも、専業主婦というポジションを選択しています。
そして、8年も経っている今でも、毎年、彰ちゃんの命日には、贈り物を
くれたり、今回のように、お墓参りにも、行ってくれています。
小児病棟での仕事は、若い看護師にはつらすぎる中で、
初めて、担当したプライマリが、一度は、元気に退院したのに、
再入院して、久しぶりに、会えたと思ったら、あっという間に、他界。
あまりにも、つらくて、悲しすぎましたよね!?
看護師さんのその後の人生をも、大きく変えてしまったと思います。
ただ、
久しぶりに、会った元看護師さんは、当時の頼りないけど、
本当に、子供が好きで、毎日、ガムシャラにがんばっている姿から、
今では、二人の子供を持つ母となり、立派に子育てをしているのが、
話の中で、伝わって来ました。
看護師さんには、本当に、感謝しても、しきれない思いです。
コメント