2015年のデータでは、
専業主夫の世帯の割合が全体の5%を
占めています。
100世帯あれば、その内の5世帯は、
男性が家事を担う家庭なのです。
そのようなご時勢で、
専業主夫って本当に魅力的なの???
ということで、
専業主夫としての生き方を選択する前に
知っておくべきことをまとめてみました。
目次
●「なぜ、専業主夫になりたいのか?」
を考える。
・家事や家で仕事をするということは、
今までの築いてきた仕事上のキャリアを諦めるということ。
それは少なくとも自分で決めた選択であるということが重要です。
会社の倒産・リストラ・体調の状態・精神的ストレス・・・。と、
さまざまな理由があると思いますが、
ただ、最終的には、自分自身の決断です。
その決断に、奥様やお子様の生活環境も大きく変わるかも
しれません。
そのあたりを、冷静に、改めて、自問自答を繰り返す時間を
作りましょう。
●自分の性格やスキルに
合っているのか?
・「専業主夫職」を誰でもできると仕事と考えるのは大間違いです。
どんな仕事にも向き不向きがあります。
例えば、
家事が得意でも、キャリア志向が高く単調な作業が嫌いな方や、
金銭感覚に優れず金遣いの荒い男性は専業主夫には
不向きの性格といえます。
また、家事の得意、不得意よりもまず、
家庭に従事して家族をサポートしたいという
家庭観をもっている男性は、
専業主夫という限られた仕事の中でもやりがいを
見出すことができます。
会社員時代とは違い、報酬や業績など目に見える評価をもらえない
環境の中でポジティブに働くことは、
決して容易なことではないということを心得ておきましょう。
●経済的な余裕があるか確認する。
・仕事を辞める前に、
パートナーである奥様ときちんと収入&出費について
話し合っておくことは主夫になるための必須条件。
退職してしまってから、
パートナーの収入だけでは生活費が
足りないなんてことは避けたいもの。
生活レベルや価値観は人それぞれなので、
自分がどのような生活をしたいのか、
それを満たすことができるだけの経済力があるか、
きちんと確かめてから決断をしましょう。
家と外とのバランスをうまくとること。
・仕事をしているとほとんどの場合、
他人との付き合いは避けられませんが、
専業主夫の社交性はその人次第。
付き合いが苦手なので、家に一人でいる方が
楽なという人もいますが、
実際、孤独感に苛まれる専業主夫は少なくありません。
ある程度の社交性をもち、
社会の行事に積極的に参加することができる人は
精神的なバランスがうまく保たれ、
家での一人仕事に対するストレスをうまく回避することが
できます。
【まとめ】
いかがでしょうか?
専業主夫の道を選ぶ人にも、いろいろな理由が
あると思います。
しかし、
それは、自分自身の問題だけでなく、
生活を共にする家族にも、大きな影響を与えることは
確実です。
ジジ家も、
ジジが、家事と育児をする代わり、
ママも、フルタイムのパートに出るようになり。
また、
固定費を少なくするため、
家賃の安いマンションへと引っ越しをし、
生命保険も見直し、光熱費も見直し、
各種ローン返済も、ジジの退職金で、
早期に完済するようにしました。
現在、ジジの傷病手当金が支給されていても。です。
なので、
100%収入を得ない、専業主夫になるということは、
出来るだけ、避けたほうが良いと思います。
頭では、理解できても、実際に、収入が減り、ライフスタイルの
レベルを下げるというのは、大きなストレスと家族の不満の対象となります。
実際、
世間の主婦の奥様たちのほとんどが、パートに出ているように、
専業主夫になっても、パートに出るとか、
在宅ワークをするなどして、家計をサポートしていかないと、
家庭内が、ギクシャクする確率は高くなるでしょう。
あらためて、
自分自身と家族に、問いかけてみてください。
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