昨年の春から、自宅の裏庭で飼育を始めたニホンミツバチ。
東京の賃貸マンションに住んでいたころより、「ミツバチを飼う。」ということを夢見て、その夢が、昨年の春に叶いました。
ちなみに、同居を始めたばあさんは、娘(妻)と仲が良くなく、一昨年の11月に、自ら介護施設に入居してしまい、今では、ばあさん名義の一軒家に、妻と二人で住むことになっています。
(ばあさんがいたころのボヤキ記事)↓↓↓
まぁ、それからというもの、DIYで、家中をいじくりまわしたり、庭池を作って、メダカや亀を飼ったり、前述にあるように、ミツバチを飼育するようになりました。
裏庭で飼育しているミツバチは、ニホンミツバチと言って、日本に古来から生息している自然のミツバチです。
そのニホンミツバチは、毎年春になると、巣別れ(分蜂)をして、新たな住処を探し回ります。その時に、「待ち箱」という巣箱を山林などのニホンミツバチの居そうな場所に置いておくと、住み着いてくれるというもの。
私は、その住み着いた待ち箱を自宅の裏庭に移動させて、コーヒーを飲みながら、ミツバチ達が戯れている風景を眺めて、のんびりと過ごしていました。
ニホンミツバチの分蜂の季節がやってきます。
そして、2022年春がやってきて、ミツバチを飼育している人間にとっては、一年間の中で最もワクワクするニホンミツバチの巣別れ(分蜂)の季節がまもなくやってきます!!
今、飼育している日本ミツバチ達も、自然に生息しているニホンミツバチも、みんなみんな、分蜂を開始します。
まさに、ミツバチのカーニバルです。
そして、ニホンミツバチを飼育している蜂飼いさんたちは、それまでに、次のみつばちの入居用の巣箱を用意しておくのです。
多くのニホンミツバチの蜂飼いさんは、重箱式巣箱というのを使います。
その重箱式巣箱。
一つの群れに対して、月日とともに、継ぎ足し、継ぎ足しで、6段、7段、8段と増やしていくので、
たとえば、自宅の庭に3群れ。近所の知り合いの庭を借りて2群れ。林の中の一部を借りて2群。といった感じで、全部で、7群のお世話をするとなると、MAX56段分の重箱式巣箱を用意することとなります。
現在、私は、裏庭と知り合いの裏山、それと、成田空港そばの山の中と合計4群を飼育していて、それらの継箱用に12箱くらい。
今年、新たな入居ミツバチは、3群くらいと考えているので、24箱。。。合計で、現在、保管している10箱と合わせて36箱が必要となります。
この重箱式巣箱。簡単に作れるとはいえ、なめてかかると、後々、隙間だらけになって、スズメバチに噛み砕かれて、ニホンミツバチが全滅したり、スムシが蔓延したりと、大変なことになります。
そこで、簡単に、正確に、重箱式巣箱を作れる治具を作ったのです。
ベルトクランプなるものとL字アングルで、簡単製作!
★動画でも、作成手順を公開しています。
●その1
まずは、L字アングルを巣箱の高さ分に、4つカットします。私の場合、巣箱の高さが150mmなので、150mmを4つ作りました。
●その2
巣箱作成時に、コースレッド(木ネジ)が均等に打てるように、L字アングルの片方に、3つの穴をあける。
※長さが150mmの場合、上から20mm、下から20mmと真ん中から少しズラした上から70mmがちょうど良いようです。
ちなみに、私のYouTubeの動画では、L字アングルの両面に穴を空けてますが、片方だけで十分です。 汗)
●その3
この購入したベルトクランプは、Amazonのレビューなどでも書かれているように、ベルトがバックル?から抜けると、入れなおすのに、かなりしんどいです。なので、留め具がわりに、バーナーなどで焼いて、端を分厚くして抜けないようにしましょう♪
ベルトクランプ本体にも、合体!!
●その4
ベルトクランプからパーツを取り外して、まずは、ボンドで、上から30㎜くらいの所でL字アングルと合体させます。
●その5
ボンドが固まったら、ドリルで下穴を空けて、ネジとナットで完全固定します。
各パーツをベルトクランプ本体に装着して、出来上がり♪
これで、サイズカットされた杉板があれさえすれば、日本みつばち用の重箱式巣箱が、10分もかからずに、正確なひと箱が完成できます。
最後に、
この特性クランプを使ったニホンミツバチの重箱式巣箱作成風景は、こちらです。↓↓↓
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